9)不動産クラファンのリスクとどう向きあう?
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前回の記事では、投資家様の不安を和らげる仕組みである
「優先劣後方式」についてご紹介しました。
「投資ってなんとなく怖い…」という方にも、
“損失が出た場合にまず事業者側が損失を負担する”という安心構造を知っていただけたかと思います✨
そして今回は、前回からさらに一歩進んで、
「不動産クラファンのリスク構造」をテーマにお届けします!
不動産クラファンって、実際どんなリスクがあるの?
投資をするうえで、知っておきたいのは大きく2つのリスクです。
① 出資金そのものが減ってしまうリスク(=元本毀損リスク)
② 想定していた利回り(収益)が得られないリスク
この2つが、不動産クラファンにおける代表的なリスクです。
そして、それらの原因となるのが以下のようなファンド運用上の不確実性です。
不動産クラファンにおける主なリスク3つ
① 不動産価格の変動リスク
物件を購入したときよりも売却価格が下がると、損失が発生し、元本が毀損する可能性があります。
特に「キャピタルゲイン型」のファンド(=売却益を目的とする運用)の場合は、
この価格変動が利回りにも直接影響を与えるため、十分な注意が必要です。
② 空室リスク・賃料下落リスク
想定通りに入居がつかない、または家賃相場が下がった場合、
収益が減り、想定されていた利回りを下回る可能性があります。
とくに「インカムゲイン型」のファンド(=賃料収入を目的とする運用)では、
運用期間中の家賃収入が利回りのカギとなるため、空室リスクや地域の賃料相場にも注目しましょう。
③ 想定外のコスト発生リスク
修繕費や固定資産税の増加など、予期せぬコストが発生した場合、
ファンド全体の収益が圧迫され、元本や分配金に影響が出ることもあります。
リスクを軽減する仕組みも!「優先劣後方式」
前回ご紹介した「優先劣後方式」は、
損失が出た際にまず事業者(=劣後出資)が負担する仕組みです。
投資家の出資(=優先出資)はその後になるため、
ある程度の損失であれば投資家側が直接影響を受けにくい構造となっています。
👇詳しくはコチラで細かくご紹介しています👇
利回りが高いファンドには要注意?
「利回りが高い=お得!」と思いがちですが、
利回りが高いファンドには、それ相応のリスクが内在していることも多いのです。
以下の項目に注目して、冷静に見極めていきましょう。
🔍 劣後出資の割合(クッションの厚さ)
→ 劣後出資の割合が少ないと、損失の一部でもすぐに優先出資に影響が及ぶ可能性があります。
「守ってくれるクッションがどれくらいあるか」は、必ず確認しておきたいポイントです。
🔍 借入金の有無(ローンが入っているか)
→ 借入金がある場合、返済の優先順位は「借入金 → 優先出資 → 劣後出資」となります。
つまり、ローン返済が優先されるため、投資家のリスクは高まります。
ただし一方で、借入を活用することでレバレッジ効果が働き、
より規模の大きな不動産に投資できる=リターンが大きく期待できるというメリットも。
リスクとリターンのバランスを見極めましょう。
🔍 想定収支のシナリオ
→ 想定される利回りの根拠がどのような収益見通しに基づいているかを確認しましょう。
ファンドページや契約書に、入居率や家賃想定、売却見込み価格など、収支の前提が明記されているかが大切です。
リスクを「知る」ことが、安心の第一歩
投資にリスクはつきもの。
でも、それを知らずに始めるのと、理解したうえで判断するのとでは、安心感が全く違います。
SOLSでは、以下の情報をファンドごとに明記しています:
- 優先・劣後出資の割合
- 借入金の有無
- 想定収支シナリオの内容
投資初心者の方でも判断しやすいよう、透明性の高い設計を目指しています。
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次回予告:リスクはある?不動産クラファンのリアルなメリット・デメリット
次回のSOLS Collegeでは、
「不動産クラファンって、実際どこがいいの?悪いの?」という視点から
リアルなメリット・デメリットをまるっと解説します!
投資を始める前に、いいところも気になるところも知っておきたい方は必見です📘
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