11)不動産クラファンで損するケースって?
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前回の記事では、不動産クラウドファンディングで良く出てくるワード
「元本毀損」について解説しました。
元本毀損とはどういうことなのか、ご理解いただけますと幸いです✨
不動産クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)は、少額から気軽に始められる投資として注目されています。
でも…「実際に損することってあるの?」と不安な投資家様も多いのではないでしょうか。
今回は、過去の事例やリスクの傾向をもとに、どういうときに元本毀損や利回りの低下が起こるのかを解説します。
きちんとリスクを知っておくことで、納得感のある投資判断につながりますよ!
投資家様が注意したい2つの損失リスク
① 元本毀損リスク
出資したお金(元本)が一部、または全部戻ってこないリスクです。
詳しい仕組みや発生タイミングについては、こちらの記事でもご紹介しています👇
② 想定利回り以下の配当になるリスク
予定していた分配金(利回り)が、想定よりも下回ってしまうこともあります。
満額の分配が出ないケースは、実はインカム型・キャピタル型それぞれに存在します。
【想定利回り以下】インカム型ファンドで起こりやすいケース
インカム型ファンドは、運用期間中の家賃収入などから分配が出るのが特徴。
ところが、下記のようなケースでは収益が減少し、分配金にも影響が出ることがあります。
空室が想定より長引く
→ 入居者が決まらず、賃料収入がダウン
家賃相場が下落する
→ 周辺物件の競合や市場環境により、賃料が下がることも
突発的な修繕が発生する
給排水トラブルなどで予想外のコストがかかり、分配が削られる可能性も
【想定利回り以下】キャピタル型ファンドで起こりやすいケース
キャピタル型ファンドは、物件の売却益が利益源。
運用期間中に配当はなく、売却後に一括分配される形式が多いです。
そんな中で想定利回りを下回るのは、こんなケース。
売却価格が想定を下回る
→ 市場価格の変動や買主の交渉次第で利益が減少
売却タイミングを逃す/市況が悪化する
→ 想定していた価格で売れず、最終的に安値での売却に
【元本毀損】が起こるのはこんなとき
利回りが下がるだけならまだしも、元本が戻らないケースも存在します。
次のような状況では元本毀損が現実的に起こり得ます
- 売却価格が物件取得価格を下回ったとき
- 借入金があるファンドで、売却益のすべてが返済に充てられたとき
- 修繕費や運用コストが膨らみ、運用全体が赤字になってしまったとき
ご自身の投資計画に合っているかもチェック!
不動産クラファンを選ぶ際は、「利回り」や「期間」だけでなく、
そのファンドがご自身の投資目的や方針に合っているかを確認することがとても大切です。
たとえば――
- 安定した配当を重視するなら、インカム型ファンド
- 短期間で大きな利益を狙いたいなら、キャピタル型ファンド
- 元本の安全性を優先するなら、借入(ローン)なしのファンド
など、選び方も変わってきます。
また、借入があるファンドはレバレッジを効かせた高収益が期待できる反面、
万が一の際は借入返済が優先されるため、投資家様の元本が毀損する可能性もあります。
どのタイプが自分に合っているのか? 迷ったら、こちらの解説記事も参考にしてください👇
SOLSでは、投資家様が判断しやすい情報を提供しています
リスクをゼロにすることはできませんが、SOLSでは投資家様が自らリスク判断できる仕組みづくりを心がけています。
✅ 優先劣後構造の採用(まずはSOLSが損失を負担)
✅ ファンド出口戦略の明記(売却時の計画・目標が分かる)
✅ 収支シミュレーションの提示(コストや収益がイメージしやすい)
まとめ:リスクを知って、納得のいく投資を
「不動産クラファンは気になるけど、損するのが不安…」
そんな投資家様にこそ知っていただきたい、“損が起こる理由とタイミング”。
きちんとリスクを理解した上で、納得のいく判断をすれば、
不動産クラファンはあなたの資産形成を後押ししてくれる心強い選択肢になります。
「いきなり長期投資は不安…」という方には
資金の出し入れが自由なSOLS WALLET(ソルス ウォレット)がおすすめ!
利回りを得ながら流動性も確保できる、初心者にぴったりの投資スタイルです✨
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