13)借入金併用型のファンドのメリットとは?
いつも不動産クラウドファンディングSOLSをご利用いただき、誠にありがとうございます。
「サクッと」「気軽にお読みいただける」記事をお届けするSOLS College(ソルス カレッジ)📘
前回の記事では、利回りはどう生まれるのかについて解説しました✨
「利回りの正体」や「配当のしくみ」についてご理解いただけますと幸いです。
不動産クラウドファンディングには、
「自己資金のみで運用するファンド」と「借入金を併用するファンド」があります。
今回は後者、「借入金併用型ファンド」の仕組みやメリットについてやさしく解説していきます!
借入金ってなに?
そもそも「借入金」とは、不動産事業者が物件を取得・運用する際に、金融機関から受ける融資のこと。
不動産投資ではよく使われる仕組みで、自己資金と借入金を組み合わせることで、
より大きな物件を購入することができます。
たとえば、5,000万円の自己資金に対して5,000万円の借入を使えば、
合計1億円の物件を取得できる、というイメージです。
借入を使うと、どんな物件に投資できる?
自己資金だけでは、中小規模の物件や築年数が古い物件などが中心になります。
しかし、借入を活用することで…
都市部の駅近物件
築浅の高稼働物件
賃料水準の高いエリアの物件
など、収益性や資産価値の高い不動産への投資が可能になります。
つまり、投資家としても「グレードの高い物件」に参加できるチャンスが広がるのです!
借入金併用型ファンドのメリット
メリット①
自己資金型では組成できないスケールの物件に投資できる
自己資金だけでは手が届かない、1億円・2億円といった大型案件も、借入を使うことで組成が可能になります。
その結果、投資家にとっても「収益性が高く、魅力的な案件」が公開される機会が増えるのです。
※各事業者によって、自己資金で購入する物件の規模には差があります。
メリット②
借入がある=“銀行の目利き”を通過している安心感
借入が組まれている物件は、金融機関による審査を通っているという点もポイント。
銀行は融資を実行する前に、
- 立地や築年数
- 物件の収益性(家賃・空室率など)
- 担保評価
などを細かくチェックしています。
つまり、「融資が通った=それなりに信頼性がある物件」と判断するひとつの材料にもなるのです。
注意点:借入があることでリスクの構造も変わる
借入金があるファンドでは、返済が出資者への配当・償還よりも優先されるのが一般的です。
そのため、万が一、物件の収益が大きく下振れした場合などは、
出資金の返還に時間がかかったり、分配が遅れたりするリスクもゼロではありません。
また、金利や返済期間といった借入条件にも目を向けることが重要です。
ファンドの契約書には、借入額や金融機関名、返済スケジュールなどが記載されていることが多いので、
ぜひチェックしてみましょう。
まとめ:借入金は“攻めの仕組み”。リスクも理解して投資判断を!
借入金併用型ファンドは、
自己資金だけでは組めない規模・条件の物件に投資できる、“攻め”のスキーム。
そのぶん、リターンのポテンシャルも大きいですが、
返済優先の仕組みなど、リスク構造の違いも理解しておくことが大切です。
仕組みをきちんと知ったうえで、自分に合ったファンドを選んでいきましょう!
SOLSでは、投資初心者の方でも始めやすい
資金の出し入れ自由な不動産クラウドファンディング
SOLS WALLET(ソルス ウォレット)を提供しています。
いつでも資金の出し入れができるので
気軽にご活用いただけやすいサービスとなっております。
ファンドの詳細は下記からご確認くださいませ。
次回のSOLS Collegeでは、借入金併用型のファンドについてお伝えいたします。どうぞお楽しみに。
記事やファンドについて、何かご質問等ございましたら、遠慮なくお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。