8)優先劣後方式って何?リスクを抑える“魔法の仕組み”
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前回の「クラファン初心者必見!押さえておきたい3つのポイント」はいかがでしたでしょうか?
不動産クラファン投資をスタート上手にスタートしていただければ幸いです✨
不動産クラウドファンディングに興味はあるけれど、やっぱり気になるのが「損しないのかな…?」という不安。
とくに、元本が減ってしまう「元本毀損(きそん)」は、誰だって避けたいところですよね。
そんな不安を軽減してくれるのが、不動産クラファンにおける“魔法の仕組み”とも言える
「優先劣後方式」 です💡
本日は、優先劣後方式について詳細をご説明いたします📝
不動産クラファン初心者さんにも、
不動産クラファンに投資してるけど、実は知らなかった・・・というかたにも
楽しんでいただける内容になってます👀❕
ぜひ今一度ご確認くださいませ!
優先劣後方式って?カンタンに言うと…
ファンドを構築している資金には、「優先出資」と「劣後出資」という2つの種類があります。
不動産クラファンでは、投資家様から出資を募るだけでなく、
同じファンドに事業者からも出資を行います。(=これを劣後出資と言います)
この仕組みのポイントは、損失が出たときのルールにあります。
万が一、運用によって損が出た場合は、まず劣後出資(=事業者側が出す部分)が損失を引き受けることになります。
そのため、優先出資(=投資家の出資)は、ある程度守られる仕組みになっているんです。
ざっくり言えば、投資家の前に“クッション”があるようなもの。
このクッションのおかげで、少額投資でも安心してチャレンジしやすいんです✨
\ ファンドの損失はSOLSが先に負担します!!!の図/
具体的に見てみよう!📊
たとえば、あるファンドの出資構成がこんな感じだったとします。
総額:1,000万円
└ 優先出資:800万円(投資家様)
└ 劣後出資:200万円(事業者)
このファンドの不動産を売却したとき、仮に物件価格が900万円に下がっていた場合でも…
まず劣後出資200万円のうち100万円が損失として吸収されるため、
投資家様の元本800万円はそのまま守られる!というわけです。
どうしてそんな仕組みがあるの?
それはズバリ、
投資家様のリスクを抑えるため。
少額で始められるとはいえ、投資である以上、リスクはつきもの。
だからこそ、事業者側がリスクを一部引き受けることで、投資家様が安心して参加できる環境がつくられているんです。
でも、注意点もちゃんとチェック!
優先劣後方式は魅力的な仕組みですが、万能ではありません。
以下のポイントも必ず押さえておきましょう。
元本保証ではない
劣後出資だけではカバーしきれない損失が出た場合、優先出資にも影響が出る可能性があります。
劣後出資の割合に注目!
この“クッション”がどれくらいの厚みか(=劣後割合)はファンドごとに異なります。
借入金があるファンドの場合もあります
仮にファンドに借入金(ローンなど)が含まれていた場合、
返済の優先順位は「借入金 → 優先出資 → 劣後出資」になります。
つまり、優先出資よりも借入金の返済が優先されるという点も、しっかりチェックしておきましょう!
まとめ:仕組みを知れば、投資の見え方が変わる!
優先劣後方式は、リスクを最小限に抑えながら不動産クラファンに挑戦できる心強い味方。
でも、「何となく安心」ではなく、ちゃんと仕組みを理解したうえで投資判断をすることが大切です。
SOLSでは、各ファンドページに「優先・劣後の出資比率」や「借入金の有無」も明記されています。
ぜひチェックして、あなたに合ったファンドを見つけてみてくださいね💡
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次回のSOLS Collegeでは、REITとの違いをより詳細にお伝えいたします。どうぞお楽しみに。
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