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投資の種類はいくつある?最適な投資の選び方も解説
投資を始めようと検討している方の中には、「どの投資が自身に最適か知りたい」という方も少なくありません。
株式投資や不動産投資など、投資の種類は多数あり、自身に合った最適な投資を選択するのは容易ではないためです。
本記事では代表的な投資商品の特徴について詳しく解説していきます。自身にとって最適な投資商品を探す参考にしてみてください。
●●● 投資で得られる2つの収益 ●●●
投資とは、利益を見込んで自己資金を投じることです。
投じた資金を運用して利益を稼ぐのは同じですが、稼ぎ方は大きく分けて2種類あります。
ここでは、投資の2種類の稼ぎ方について解説します。
インカムゲインで稼ぐ
インカムゲインとは、株式などを保有していることで得られる収益のことです。
例えば、株式の配当金や不動産投資の家賃収入などが挙げられます。
保有し続けることで継続して収益が得られるため、長期間の投資に向いている手法です。
キャピタルゲインで稼ぐ
キャピタルゲインは、保有している資産を「売買」して、その差額で得られる収益のことです。
投資信託や株式、不動産など、売買できる投資商品に投資することで、キャピタルゲインを狙えます。
短期間で売買が可能なため、インカムゲインと比較して利益が大きくなる可能性がありますが、損失も大きくなる可能性があるので注意が必要です。
●●● 代表的な投資の種類 ●●●
投資にはさまざまな商品があり、それぞれ特徴が異なります。安全性の高いものもあれば、リスクが高いものもあるので、見極めが重要です。
投資に失敗しないためにも、自身の目的や資産状況を踏まえたうえで、適切な商品を選ぶようにしましょう。
ここでは、代表的な投資の金融商品を10個紹介します。
株式投資
企業が資金調達をするために利用する株式を購入し、株式市場で売買してキャピタルゲインを稼ぐのが株式投資です。
少額での投資が可能ですが、企業の業績や景気の影響や投資家の需要と供給によって、常に価格が変動しているため、価格変動を定期的にチェックする必要があります。
株式を保有しておくことで得られる収益は、キャピタルゲインだけでなく、配当金、株主優待などのインカムゲインを見込むことも可能です。
債券投資
債券とは国や地方自治体、企業などが資金調達するために発行するもので、発行者は償還日に利子をつけて額面金額を返す仕組みです。
一言に債券といってもさまざまな発行元があり、「国債・社債、地方債・外国債」などがあります。
また、債券も株式と同じように市場で取引されており、債券価格が変動することによるキャピタルゲインで稼ぐことも可能です。
投資信託
投資信託は投資会社に資金を預けて、運用を任せる金融商品になります。
不特定多数の投資家から集めた資金を運用するため、運用する資産は大規模になり、株式や不動産などさまざまな投資に分散して行うことが可能です。
運用を任せているため、株式投資のように価格をチェックする必要がなく、時間のない方でも投資できるのは大きなメリットと言えます。
ただし、信託報酬手数料がかかるなどのデメリットもあることは覚えておきましょう。
ETF
前述した投資信託のうち、証券取引所に上場しているものをETFと言います。
証券取引所を通して株式と同じように売買取引が可能で、キャピタルゲインを稼ぐことがメインの金融商品です。
上場しているものに限定されているため、通常の投資信託と比較して種類が少ないというのが、主なデメリットになります。
外貨預金
外貨預金とは、日本の通貨である「円」ではなく、「ドル」などの外国の通貨で預金をすることです。
預金していた期間に応じた利息を得られ、日本の金利ではなく預金した外貨の発行国の金利が利息に反映されます。
また、外貨で預金するため、為替の影響を受けることも特徴です。
預金時よりも「円安」になったタイミングで換金して引き出すことで、為替差益を得られます。
ただし、預金時よりも円高のタイミングで換金すると損をするため、換金するタイミングをよく見極めることが重要です。
不動産投資
不動産投資とはマンションやアパート、戸建て住宅などの不動産を購入し、賃貸として貸し出すことで、家賃収入を得る方法です。
また、不動産価格が購入時よりも上昇したタイミングで売却することで、キャピタルゲインを稼いでいる方もいます。
他の投資と異なり、唯一銀行から融資を受けられる投資商品で、少ない自己資金からスタートできるうえに、管理会社に運用を任せることで運用に取られる時間や手間を省くことも可能です。
ただし、空室のリスクなど他の投資にはないリスクもあるため、始める際は勉強が必要です。
REIT
REITとは、不動産投資の一種である不動産投資信託のことです。
不特定多数の投資家から調達した資金を使用して、投資法人がマンションなどの不動産を購入し、運用して得た利益を投資家に還元する仕組みになります。
不動産投資と比べて少額で始められることや、投資法人というプロが不動産を運用する点が投資信託と似ていることが特徴です。
金融商品であるため証券市場での取引も可能で、価格変動によってキャピタルゲインを狙うこともできます。
FX
FXは日本円と米ドルといったふうに、2つの国の通貨の為替相場を予測して、為替差益で稼ぐ金融商品です。
自己資金以上の金額で取引できるレバレッジをかけて取引ができるため、少ない金額で大きな金額を扱えます。
ただし、損失が出た場合には損失額も大きくなるので、注意が必要です。
仮想通貨
仮想通貨とは、インターネット上で取引されている通貨のことで、公的な発行団体や管理者がいないことが特徴です。
価格変動の幅が大きく、取引所の廃止やハッキングなどのリスクがあります。
大きく稼げる可能性がありますが、リスクが高い投資なので、おすすめしません。
金
金は、「米ドル」を利用して世界中で取引がされている投資資産です。
価格は米ドルの為替相場の影響を受けて変動しており、世界情勢の影響を受けにくいという特徴もあります。
●●● 投資商品を選ぶ際のポイント ●●●
紹介したように、投資商品には多くの種類があり、自身にとって最適な投資を選ぶのは容易ではありません。自分にとって最適な投資を選ぶことができなければ、投資自体が失敗しかねないでしょう。
最適な投資を選ぶためのポイントを、3つ紹介していきます。
運用の目的や目標で選ぶ
運用の目的や目標を明確にすることで、最適な投資商品がわかります。
どれくらいの利回りを狙うかや、長期か短期かでも最適な投資方法は異なるため、「いつまでにいくら必要なのか」を明確にしておくようにしてください。
投資資金で選ぶ
投資に回すことができる資金によっても投資商品が異なります。
投資商品によっては最低投資額が決まっており、初期投資の資金が少ないと投資できない商品もあるためです。
どの投資商品に投資できるのかを見極めるためにも、投資資金を明確にするようにしましょう。
リスク分散をする
複数の投資方法や商品を組み合わせたポートフォリオを組むことで、分散投資ができ、リスクが軽減されます。
投資はリスクが大きいため、リスクヘッジは必ず行わなければいけません。
どの投資を行うにしても、分散投資は行うようにしましょう。
まとめ:それぞれの特徴を理解して自分に適した投資商品を選ぼう
投資商品にはさまざまな種類があるため、自分に合ったものを選ぶことが重要になります。
しかし、自分に合った投資商品を選ぶためにも、各投資商品の特徴を理解したうえで、投資目的や資金を明確にしなければなりません。
本記事では、代表的な投資商品について解説してきました。
投資を検討している方は、本記事を参考にしてください。
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