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資産形成と資産運用の違いとは?重要性や始めるメリットを解説!

2022/03/28 00:00
資産形成と資産運用の違いとは?重要性や始めるメリットを解説!



「資産形成と資産運用って何が違うの?」「資産形成は必要?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。「資産運用」と聞くと、難しいイメージがありますが、老後に備えた資産形成のためにも、早いうちに資産運用を始めることが重要です。


この記事では、資産形成と資産運用の違いや、資産運用をする重要性などを紹介します。知っておきたい資産運用方法について紹介しています。ぜひ資産運用の参考にしてください。


●●● 資産形成・資産運用とは? ●●●


「資産形成」と「資産運用」は似た言葉ですが、意味合いは異なります。資産形成とは資産を築くことで、資産運用は投資して運用することです。ここでは、資産形成の重要性や資産運用とは何かについて解説します。



資産形成は資産を一から築いていくこと

資産形成とは、労働収入や投資などで資産を一から築くことです。金融庁が発表した「老後2,000万円問題」にもあったように、老後に不自由なく暮らすためには2,000万円以上の資産が必要といわれています。


また年金受給年齢の引き上げや、高齢者医療費負担の引き上げなど、少子高齢化や不況の影響などで、将来的に社会保障制度が十分機能するとは限りません。年金に頼らず、自ら資産を形成することが大切です。


資産形成のポイントは、資産運用と節税です。利益を得ても、税金対策をとらなければ、税金約20%が利益から引かれます。資産運用と同時に税金対策も大切です。



資産運用は金融資産を運用して効率的に資産を増やす方法

資産運用は、株式投資や債券など、金融商品の投資・運用を行い、資産を効率的に増やすことです。投資によって得られる利益をさらに運用すれば、複利効果が得られます。


投資にはリスクもありますが、長期投資や分散投資などのポイントを押さえることでリスク回避が可能です。



●●● 資産形成のために知っておきたい資産運用の方法 ●●●


資産運用といっても、株式投資や投資信託など、さまざまな方法があります。「どの銘柄を選ぶのか」「どのように運用するか」を決めるためには、金融商品の特徴を知ることが大切です。ここでは、代表的な資産運用の方法を5つ紹介します。



預金

銀行にお金を預けることが「預金」です。普段何気なく利用している方も多いと思いますが、預金も金融商品のひとつです。


預金は、元本が1,000万円まで保障されているため、万が一銀行が破綻しても、1,000万円までは返ってきます。またいつでも引き出せるため、流動性が高いのもメリットです。


一昔前は銀行の金利が高く、お金を預けると、ある程度資産が増やせました。しかし、現在の日本の銀行は金利が低く、お金を預けていてもほとんど資金は増やせません。



債券

債券は国や企業などが、投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券のひとつです。債券には満期があり、満期になれば額面金額が返還されます。また満期までは一定の利子が受け取れます。


債券は支払いの滞りや、発行元が支払い不能になるリスクなどがありますが、信用性の高い国や企業が発行しているため、比較的安全性の高い金融商品です。


債券は銀行よりも金利が高い点が魅力ですが、株式や投資信託などと比べるとリターンが少ないデメリットがあります。



株式投資

株式投資は、将来利益の見込めそうな銘柄を購入し、売却したり配当金を受け取ったりして利益を得る投資方法です。


保有株が値上がりして、購入時よりも売却時のほうが高ければ、その差額分が利益になります。反対に、保有株が値下がりし、購入時よりも売却時のほうが低くなれば、その差額分が損失になります。株式投資を成功させるには、銘柄の選定と売買のタイミングの見極めが重要です。


株の保有によって、配当金や株主優待がもらえるメリットもあります。配当金は企業の利益の一部が現金で還元されることで、株主優待は自社製品や地域の名産品など、現金以外のもので還元されます。



投資信託

投資信託(ファンド)とは、複数の投資家から資金を集め、運用の専門家であるファンドマネージャーが投資家に代わって株式や債券などに投資・運用する金融商品です。


運用で得られた成果は、投資家の投資額に応じて分配されます。投資信託のメリットは少額で始められ、運用を専門家に任せられることです。そのため、投資の知識がない初心者にも始めやすい資産運用といえるでしょう。


しかし、運用が失敗する可能性もあるため、元本割れするリスクがある点に注意が必要です。



不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し、第三者に貸し出したり、売却したりして収益を得る投資方法です。


不動産投資には、マンションやアパートの一室を購入して貸し出す「ワンルーム投資」、マンションやアパートを丸ごと一棟購入して貸し出す「一棟買い投資」があります。


不動産投資は入居者がいる限り、安定して家賃収益を得られるのがメリットです。また不動産投資ローンを利用すれば、ある程度初期費用を抑えられます。


ほかにも、不動産投資には1口数万円から購入して始める「不動産クラウドファンディング」や「不動産小口化商品」などもあります。


これらは複数の投資家から資金を集め、運用会社が運用するものなので、管理・運用の手間が省ける点や、少額から始められる点がメリットです。


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●●● 資産運用をするうえでの注意点やポイント ●●●


投資にはリスクがともなうため、分散投資や長期投資などでリスクを回避しながら計画的に運用することが大切です。


ここでは、これから資産運用を始める方に向けて、注意点やポイントを紹介します。少しずつ知識を身につけながら資産運用を始めてみてください。



投資に回せる資金を把握する

投資はリスクがともなうため、生活資金を投資に回すのはNGです。そこで、投資に回せる資金がいくらなのか、あらかじめ資産を整理しておく必要があります。まずは保有資産を、使う目的や時期によって次の3つに分類しましょう。


・生活に必要なお金

・将来使うお金

・使う予定のないお金


生活に必要なお金とは、家賃や食費、光熱費などの生活費です。また病気や怪我の治療代なども含まれます。生活に必要なお金は、すぐに引き出すことができる、安全性の高い預貯金を利用しましょう。預貯金の目安は、生活費の3〜6ヶ月分といわれています。


将来使うお金は、車や自動車の購入、子どもの教育費といった、ライフイベントに備えるためのお金です。使う時期や金額を明確にしておき、増やしていく必要があります。債券や積立預金などの安全性の高い金融商品で、コツコツ積み立てておくとよいでしょう。


使う予定のないお金は、自由に使える資産であるため、投資に回しましょう。株式投資や投資信託など、積極的にリターンを狙って運用するのがおすすめです。



分散投資でリスクを分散する

投資のリスクを減らすためには「分散投資」が大切です。分散投資は以下3つの要素があります。


・資産や銘柄の分散

・地域の分散

・時間(時期の分散)


資産・銘柄の分散は、ひとつの資産・銘柄に投資するのではなく、複数の資産・銘柄に分けて投資することです。複数の資産に分けることで、ひとつの資産が運用に失敗して損失を出しても、ほかの資産で利益を出せばカバーできます。


地域の分散は、投資対象の国や地域を分けて行う投資です。紛争や災害、政治的要因などで、金融市場が大きく変動した際にも対応できます。


時間の分散は、投資する時期を複数回に分ける方法です。株式投資などは時期によって株価が変動するため、一度にすべての資金を投資すると、大きな損失を出す恐れがあります。しかし、複数回に分けて投資することで、値動きを観察しながら運用できます。



非課税制度を有効活用する

投資で利益を出しても、約20%は税金で引かれるため、きちんと税金対策を行う必要があります。税金対策には、NISAやiDeCoなどの非課税制度を活用するのがおすすめです。


NISAは、NISA口座内で運用して得た収益が、全額非課税になる制度です。期間や金額の上限がありますが、うまく活用することで節税になります。


iDeCoは将来に備えた年金制度のひとつです。掛金を拠出し、自ら金融商品を選び運用します。運用で得た収益は非課税になり、将来受け取る給付金にも税制優遇があるため、税金対策として有効です。



まとめ:老後に備えた資産形成のためには資産運用が大切!

老後や将来のライフイベントに備えて、資産形成することが大切です。資産形成には、効率良く資産が増やせる資産運用と、税金対策が重要になります。


資産運用といってもさまざまな方法がありますが、安定して収益を得たい方は、不動産投資がおすすめです。


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