お役立ちコラム

Column

資産運用の必要性とは?資産運用の代表的な種類やポイントを紹介

2022/03/30 00:00
資産運用の必要性とは?資産運用の代表的な種類やポイントを紹介


「資産運用は必要?」「どんな方法があるの?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。将来の社会保障制度が確実ではない日本で、老後の資金を貯めるためにも資産運用はとても重要です。


この記事では、資産運用の必要性や代表的な資産運用の種類を紹介します。資産運用で押さえておきたいポイントや注意点についても紹介しているため、これから資産運用を始める方は、ぜひ参考にしてください。


●●● 資産運用の必要性とは? ●●●


資産運用と聞くと、「難しそう」「危険」といったイメージを持っている方も多いと思います。しかし、老後のために効率よく資産を貯めるには、資産運用が重要です。ここでは、資産運用の必要性について解説します。



老後や将来のライフイベントに備えて資金を確保するため

結婚や子どもの教育費といった将来のライフイベント、そして老後に備えて資産を形成するためには、効率よく資産を増やせる資産運用が必要です。


一昔前は、銀行にお金を預けるだけである程度資金を増やすことが可能でした。しかし、現在の日本の銀行は金利が低いため、お金を預けるだけではほとんど資金が増えません。


金融庁が公表した「老後2,000万円問題」も話題になりましたが、老後にゆとりをもって生活するためには、2,000万円以上必要といわれています。しかし、労働収入だけで2,000万円を準備するのは困難です。


資産運用であれば、ある程度リスクはあるものの、効率よく資産を増やせます。また、長期投資や分散投資などのリスク対策をすることで、リスクの軽減が可能です。



社会補償制度の変更に対応するため

退職後は、年金や預貯金などを取り崩して生活することになります。しかし、将来的に日本の社会保障制度が十分機能するとは限りません。現在でも、長引く不況や少子高齢化などの影響により、年金受給年齢の引き上げや高齢者の医療費負担の引き上げが起こっています。


このまま不況が続けば、将来的にも社会保障制度が厳しくなる可能性もあるでしょう。そのため、年金に頼らず個人で資産を形成していくことが大切です。



インフレへの対応

資産をお金として持つのではなく、モノに変えることでインフレに対応できます。インフレとは、モノやサービスの値段が上がることです。インフレになり、モノの値段が上がれば、相対的に現金の価値は下がります。


いまは120円で買える缶ジュースも、5年後に200円になれば、120円持っていても買えなくなるわけです。


つまり、インフレに対応するためには、現金ではなく「モノ」として保有する必要があります。資産運用であれば、株式や債券、金属や不動産など、金融資産に換えておくことが大切です。



●●● 資産運用にはどんな方法がある?代表的な方法を5つ紹介 ●●●


資産運用といっても、株式投資や不動産投資など、さまざまな種類があります。これから資産運用を始める方は、金融商品の特徴やメリット・デメリットを知っておくことが大切です。ここでは、代表的な資産運用の方法を5つ紹介します。



預金

銀行にお金を預けることを「預金」といいますが、預金も金融商品のひとつです。預金は元本1,000万円まで保障されているため、万が一お金を預けている銀行が破綻しても、1,000万円までは返ってきます。


またコンビニやスーパーにあるATMですぐにお金を引き出せるなど、流動性が高い点もメリットです。元本保証で安全性の高い金融商品ですが、低金利であるため資産を増やすことには向いていません。


また銀行に預けていても現金であることには変わりないため、インフレに弱い点にも注意が必要です。



債券

債券とは、国や企業などが投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券のひとつです。満期までは一定の利子が受け取れ、満期になれば額面金額が返ってきます。


債券は銀行よりも金利が高い点は魅力ですが、株式投資や投資信託などと比べるとリターンは大きくありません。一方で発行元が支払い不能になったり、利息の支払いが滞ったりなどのリスクはありますが、金融商品の中では比較的安全性が高い金融商品です。



投資信託

投資信託(ファンド)は、複数の投資家から資金を集め、運用の専門家であるファンドマネージャーが投資家に代わり、株式や債券などに投資・運用する仕組みの金融商品です。


運用成果は、投資家の投資額に応じて分配されます。投資信託は少ない資金で投資でき、運用も専門家に任せられるため、初心者でも始めやすいのがメリットです。


しかし、元本が保障されているわけではないため、運用がうまくいかなければ元本割れする可能性もあります。



株式投資

株式投資は、将来利益の見込めそうな株を購入し、配当金を得たり、売却して利益を得たりする投資方法です。


株式を購入し、売却して得る利益を「キャピタルゲイン」といいます。株式の購入価格と売却価格の差額分が利益になるため、売買のタイミングの見極めが大切です。


企業活動によって生まれた利益の一部(配当金)を受け取ることを「インカムゲイン」といいます。企業活動がうまくいってなければ、配当金が受け取れない可能性もあります。



不動産投資

マンションやアパートなどの不動産を購入し、第三者に貸し出して家賃収益を得たり、不動産を売却して利益を得たりする投資方法が「不動産投資」です。


不動産投資は主に、マンションやアパートの一室を購入して運用する「ワンルーム投資」と、マンションを丸ごと購入して貸し出す「一棟買い投資」があります。


不動産投資は、入居者がいれば安定的に収益を得られるのがメリットです。また現物として持つことで、インフレ対策や相続税対策、減価償却による所得税対策にもなります。


しかし、空室が出れば家賃収益が得られない点や、金融商品の中でも投資金額が高い点には注意が必要です。


不動産投資の中でも、複数の投資家から資金を集めて運用する「不動産小口化商品」「不動産クラウドファンディング」などもあります。これらは1口数万円程度で始められます。



以下の記事で不動産投資に関して詳しく説明しているため、不動産投資が気になる方は、ぜひ読んでみてください。


https://docs.google.com/document/d/12lL3fh4R0hbCA88Ta1ISB6Yws2EJa2hYyrs2f38vwyw/edit#heading=h.5oa1hua12bpb


また弊社が運営している不動産投資型クラウドファンディング「SOLS」は、1口5万円から始められる不動産投資です。スマホで誰でも簡単に始められるため、不動産投資に興味がある方はぜひご利用ください。


不動産小口化商品・不動産投資「ソルス」/英表記:SOLS*のご登録はこちらから。



●●● 資産運用で押さえておくべき注意点やポイント ●●●


資産運用は、ポイントを押さえてリスクを回避しながら運用すれば、将来的に大きな資産を蓄えることが可能です。ここでは、資産運用で押さえるべきポイントや注意点を紹介します。



使える資金を把握し、余剰資金で運用する

投資は損をするリスクもあるため、生活費で必要なお金は投資に回さず、余剰資金での運用が大切です。そのためには、使える資金や今後必要になる資金などを整理しておきましょう。


資金を、使う目的や時期によって以下の3つに分類します。


・生活に必要なお金

・将来使う予定のあるお金

・使う予定のないお金


生活費にあたるものは、食費や家賃、病気の治療代などで必要になるお金です。いつでも引き出すことができ、安全性の高い預貯金で管理しておきましょう。預貯金の目安は、生活費の3〜6ヶ月分といわれています。


将来使う予定のあるお金は、車の購入や教育費など、ライフイベントに合わせて備える資金です。状況に応じて、積み立てていく必要があります。定期預金や債券などのリスクの低い商品で積み立てていくのがおすすめです。


使う予定のないお金は、積極的に資産運用に回すとよいでしょう。株式投資や投資信託など、リターンを狙って運用していくのがおすすめです。



運用のシミュレーションをする

資産運用には「退職までに2,000万円貯める」など、目的を持つことが大切です。目的が決まれば、運用の方針が決まります。そして、どのような金融商品を選べば目的を達成できるのか、運用シミュレーションしておくことがポイントです。


金融庁の資産運用シミュレーションサイトで、想定利回り3%、毎月5万円、20年間積み立てた場合、1,641万5,100円という結果になりました。このように目標を達成できるようシミュレーションしておくことが、目的を達成するポイントです。


資産運用のシミュレーションは、ファイナンシャルプランナーや保険会社などに設計してもらうのもおすすめです。


以下のサイトで簡単に資産運用のシミュレーションができるため、興味のある方は試してみてください。


(参考:資産運用シミュレーション:金融庁/

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html



リスクとリターンについて把握して運用する

投資では「リスクが大きい」「リターンが少ない」などの声を耳にしますが、投資におけるリスクとは、危険や損失のことではなく、「可能性」を意味します。そしてリターンとは、運用成果のことです。


「リスクが大きい」とは、リターンの振れ幅が大きいという意味で、「大きな成果が得られる可能性もあるが、大きな損失を出す可能性もある」ということです。


リスクが低い商品は、リターンも少なく、リスクが大きい商品はリターンも大きくなります。原則的に、ローリスク・ハイリターンの金融商品はありません。


資産運用では、「どの程度リスクが取れるのか」が重要になります。リスクの高い商品を選べば、運用が失敗した時に大きな損失が出るためです。しかし、運用が成功したときはリターンが大きいため、余剰資金であればリスクの高い商品も狙えます。



(引用:ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資は初心者向き? | Redia | 人生100年時代の不動産戦略メディア「リディア」 | 株式会社ランドネット:https://landnet.co.jp/redia/6530/)



分散投資でリスクを回避する

投資の基本は「分散投資」です。分散投資には以下3つの要素があります。


・資産や銘柄の分散

・地域の分散

・時間(時期の分散)


資産・銘柄の分散とは、ひとつの金融商品にまとめて投資するのではなく、複数の金融商品や銘柄に分けて投資することです。分けて投資することで、ひとつの金融商品で運用が失敗しても、別の金融商品で損失をカバーできる可能性があります。


地域の分散は、投資対象が存在する地域を分けて投資することです。紛争や災害、政治的要因などで、市場に大きな変動があった場合にも、地域を分けておくことでリスクを回避できます。


時間の分散は、3ヶ月後、6ヶ月後など、投資のタイミングを分けることです。値動きのある金融商品は、価格変動の予測が難しくなります。しかし、タイミングを分けて投資することで、値動きを観察しながら投資できるため、リスク回避が可能です。



NISAやiDeCoなどの非課税制度を利用する

NISAやiDeCoは、運用した収益が非課税になる制度です。投資で得た収益は基本的に約20%の税金がかかりますが、NISAやiDeCoなどの非課税制度を利用することで、節税になります。


仮に100万円の運用収益が出たとしても、税金が20%かかれば、80万円の利益になります。国が用意した税制優遇措置なので、ぜひ利用しましょう。



まとめ:将来に備えるためにも資産運用は必要!

老後や将来のライフイベントに備えるためには、効率よく資金を増やせる資産運用が重要になります。資産運用にもさまざまな種類がありますが、安定した収益を得たい方は不動産投資がおすすめです。


「不動産経営について知りたい」「賃貸経営が成功するか心配」といった不安のある方は、「新・大家ライフ」へご相談ください。賃貸経営のスペシャリストが、賃貸経営に関する悩みを解決します。


 

また、弊社が運営している不動産投資型クラウドファンディング「SOLS」なら、「なるべくリスクを抑えたい」「小額からできる投資がしたい」等のお悩みに応えることができます。

 

1口5万円から誰でも簡単にスマホで始められる不動産投資なので、ぜひ一度ご気軽にご相談ください。

 

不動産小口化商品・不動産投資「ソルス」/英表記:SOLS*のご登録はこちらから。



新規会員登録はこちら
TOP