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年代別のオススメ投資を紹介!効果が高い投資とは

2022/02/13 00:00
年代別のオススメ投資を紹介!効果が高い投資とは


30代以降になると、結婚や出産などのライフイベントが多くやってきます。そこで、家族が安心して暮らせるような財産を作りたいところです。

そこで資産形成の手段として、実践したいのが投資です。投資は少額からでも始められ、長期間続けることで効果も高くなります。今回は、年代別のおすすめ投資を解説します。


●●● 投資は資産形成の手段に最適 ●●●


投資というとある種ギャンブル的なイメージを持つかもしれませんが、そんなことはありません。リスクはありますが、長期間にわたって投資をすることでリスクも低く抑えられ、節税効果も期待できます。

ここでは投資の効果について、詳しく説明します。


投資は少額スタートでも効果が高い

投資は大金がないと始められないということはありません。投資信託やiDeCo、NISAといった商品であれば、少額からでも投資を始められます。そして少額だからといって効果がない訳でもありません。


投資には「複利効果」があり、長期間にわたって投資するほど効果が高くなるのです。

複利効果とは、元本+利益にさらに金利がかかることです。例えば毎月1万円の10年間積み立て投資を行い、利回りが3%で運用できたとします。すると1年目は12万円に対しての利息がついて、約122,000円になります。

しかし5年目では60万円プラス複利効果で約646,000円。10年目は120万円プラス複利効果で、約139万円です。


1万円貯金しただけなら、金利0.001%として120万円プラス利息で1,200,060円ですから、どれだけ差があるかよくわかりますね。


長期投資はリスクも低く抑えられる

長期間にわたる投資は、リスクも低く抑えられます。

例えば結果的に損失が出そうなときでも、いろいろな商品や銘柄に投資先を分散すれば、トータルではマイナスにならないようにするという工夫ができるからです。


短期的な視点で投資をしていると、目先のプラスマイナスが気になってしまい、トータルでプラスになればいいという考え方になかなかなれません。長期にわたって投資をしているからこそ、このようなリスクコントロールが可能になるのです。


節税効果も期待できる

投資は種類によって、節税効果を持つものがあります。iDeCo、NISA、不動産投資がその代表格です。iDeCoは個人型確定拠出年金ですが、掛金がすべて所得から控除され、なおかつ運用益も非課税です。

また一般NISAは非課税保有期間が5年間、年間非課税枠が120万円です。積立NISAなら非課税保有期間が20年間、年間非課税枠は40万円あります。


不動産投資の場合は、投資対象を購入するときに組んだローンの利息分、投資対象の固定資産税が経費計上でき、さらに減価償却もあるため運用益に対する節税効果が高いです。


通常の金融商品などによる運用益には約20%の税金がかかることを考えると、この節税効果は大きなものになります。



●●● 初心者から上級者まで、オススメの投資 ●●●


投資には、ローリスクなものからハイリスクハイリターンなものまでいろいろな種類があります。ここではそれぞれの特徴を交えながら、初心者から上級者まで、年代別のおすすめ投資を紹介します。


初心者は少額から投資できるものがオススメ

初心者や30代前半などの若い方は、投資に回せるお金が多くないという方も多いでしょう。そんな方には、少額からできるiDeCoやNISAがおすすめです。iDeCoは個人型確定拠出年金で、自分が拠出した掛金を運用し、運用益と掛金を年金として受け取れる制度のこと。


NISAは個人投資家のための税制優遇制度で、一般NISAと積立NISAがあります。積立NISAは特に少額・長期・分散投資のための税制優遇制度で、投資の最初の一歩として選ぶのに向適しています。


ある程度の資産ができたら株式投資も

投資を始めてある程度の資産ができてきた、あるいは投資は初めてだけど、ある程度の貯金がある40代の方には、株式投資がおすすめです。株式投資には、安く買って高く売る売買益による収益と、配当益、株主優待などの利益があります。


通常の株式は100株単位で購入・売却することになるため、株価が高い企業の株を買おうとするとある程度まとまったお金が必要です。また値動きが激しくなることもあり、大きな利益が出る可能性がある反面、倒産などによって株の価値がゼロになってしまう場合があります。


どの株を買うのかは難しいところですが、株式投資も長期・分散投資を行うことでリスク低減ができます。当たれば大きいですが、投資は余剰資金で行うという基本を忘れないようにしてくださいね。


慣れてきたら不動産投資も視野に

投資に慣れ、ある程度の資産ができてきた50代以降には不動産投資を視野に入れてみることをおすすめします。不動産投資は最初にローンが通らないといけませんが、ある程度の資産を作っておき、頭金を入れることで投資が始めやすくなります。


不動産投資は意外と低リスクであり、安定した収益を得ることができます。また投資用とはいえ不動産を手に入れるので、何かあったときにそれを家族に残して住んでもらうことも可能です。節税効果も高いので、ぜひ検討してみてください。


●●● 不動産投資の特徴とは ●●●


不動産投資は、考えられているよりはるかにリスクが少なく、長期間安定した収益を得られます。不動産投資にどのような特徴があるのか詳しく解説します。


不動産投資は意外とリスクが少ない

不動産投資は最初にローンを組んで借金をするため、返せなかったときが大変だというイメージからリスクが高いと考えられがちです。不動産投資における主なリスクは「家賃リスク・管理リスク・空室リスク・災害リスク」です。


このうち収入に直結するのは家賃リスクですが、実は意外なほど低いリスクです。家賃は基本的に相場によって変動しますが、株価などのように激しく上下することはありません。家賃が大きく下がるのは、その部屋で病死・事故死などがあった場合や、大学があったけれどなくなったというような大きな立地条件の変更のときだけです。


管理リスクは管理会社に依頼することで低減できますし、空室リスクは家賃リスクと似たところがあり、人気設備の設置などでも対応できます。災害リスクは、それなりの保険をかけておくことで低減できます。リスクの対応策もある程度は確立されているため、リスクが少ないといえるのです。


不動産投資のポイントは「場所選び・物件選び」

不動産投資のポイントは、場所と物件です。家賃は相場で決まりますが、相場自体も立地に大きく左右されます。不動産会社などに相談して、投資しようとしている物件がどんな場所にあって、どれだけ需要がある地域なのかを研究しておきましょう。


また、風呂とトイレが一緒ではない、洗濯機置き場は室内にあるなどの必要最低限の設備を備えた物件であることです。築年も重要で、古いと高い家賃では入居されにくいですし、減価償却期間も短くなるので節税効果も大きくはなりません。


リターンを大きくするならアパート経営を

金額的なリターンを大きくしたい、または土地は持っているが相続税が高すぎるので低くしたい、というような場合にはアパート経営がおすすめです。こちらはアパートを1棟丸ごと購入するか建築するため、初期投資は億単位になることもあります。しかし部屋の数が多いため、家賃によっては大きなリターンを得ることができます。


ローンの返済額よりも多い家賃を得るのが不動産投資ですが、家賃収入が多いうちに繰上げ返済をしてしまえば、その物件は定期的なリフォーム費などを除けば完全な収益物件となります。やりようによっては非常に収益が大きくなるので、検討してみることをおすすめします。


不動産小口化商品を購入する

不動産小口化商品を購入して、利益を得る方法もあります。不動産小口化商品は不動産運用のプロが選んだ物件を小口化して複数人で購入し、利益を分配するという投資です。不動産投資信託と違って、小口化されているとはいえ実際に物件を所有することになります。


不動産小口化商品のメリットは、管理は専門の業者が行うことになるため手間がかからないことです。また、ひとつの物件に資産を全て投入しなくても良く、分散投資が可能になることです。


ただし不動産小口化商品は、物件を担保にした融資を受けることができません。そのためある程度のまとまった資金が必要となってきます。


まとめ:

投資はいろいろな種類があり、それぞれに特徴があって向き不向きもあります。自分の資産状況と投資経験から考えて最適な商品を選ぶのも良いですし、株と投資信託などのように商品を分けて分散投資するのも効果的です。


長期的な視点を持って投資すれば、リスクへの対応も焦らずにできます。紹介した年代別の投資を、ぜひ参考にしてみてください。


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