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【年代別】資産運用のおすすめポートフォリオ例を紹介!

2022/02/08 00:00
【年代別】資産運用のおすすめポートフォリオ例を紹介!


資産運用では運用方針を決め、自分に合ったポートフォリオを組むことが大切です。しかし、金融商品の特徴や投資の知識がないと、適正なポートフォリオを組むことは難しいでしょう。


この記事では、年代別のポートフォリオ例を紹介します。金融商品の特徴なども紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。


●●● 資産運用は自分に合ったポートフォリオを組むことが大切 ●●●


資産運用を成功させるためには、自分に合ったポートフォリオを組むことが大切です。ポートフォリオを組むことで、保有資産の把握ができます。また投資の鉄則である分散投資にも役立つため、ポートフォリオは重要です。ここでは基本的なポートフォリオの考え方について紹介します。



そもそもポートフォリオとは?


ポートフォリオとは、金融資産の組み合わせや割合のことです。資産運用の方針を決めることで、ポートフォリオの資産配分が決められます。資産を増やす「攻めのポートフォリオ」や確実に資産を形成する「守りのポートフォリオ」などあります。ポートフォリオは、資産運用する人の資産状況や目的に応じて組むことが大切です。


リスク分散に役立つ


ポートフォリオを組むことで、投資する資産を分配でき、リスク分散が可能です。投資にはリスクが伴います。ひとつの資産に投資するよりも、複数の資産に分けて投資することで、ひとつの資産運用が失敗した際の損失をほかの資産でカバーできます。複数の資産に分散する投資を分散投資といい、資産運用の鉄則です。


基本ポートフォリオの考え方


ポートフォリオを組む前に、まずはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が策定した基本ポートフォリオを参考にしてみましょう。



(引用:基本ポートフォリオの考え方/GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人):https://www.gpif.go.jp/gpif/portfolio.html)


このように異なる資産を組み合わせることが、ポートフォリオです。ポートフォリオの組み方は自由ですが、初心者の方は無理のないように安全な金融商品を組み合わせていくとよいでしょう。



●●● 【年代別】資産運用のポートフォリオ例 ●●●


ポートフォリオを組むにしても、何も知識がなければどのように組んだらいいか悩んでしまいますよね。そのため、資産運用で成功している人のポートフォリオを真似たり、年代に合ったポートフォリオ例を参考にしたりするとよいでしょう。ここでは、年代別のポートフォリオ例を紹介します。


20代におすすめのポートフォリオ


20代では将来を見据えた長期的な投資が可能であるため、株式中心で積極的に運用していくのがおすすめです。長期投資であれば複利効果も見込めるため、外国株式も取り入れつつポートフォリオを組むとよいでしょう。



30代におすすめのポートフォリオ


30代も20代と同様に長期投資が可能なため、海外株式を組み込んで積極的にリターンを狙っていくとよいでしょう。しかし、結婚や教育資金といった出費も多い年代であるため、資産を守る債券も取り入れていくのもおすすめです。



40代におすすめのポートフォリオ


40代では将来の資産を守るために、安全性の高い商品を多めに組み込むのがおすすめです。ある程度資産のある方は不動産投資を視野に入れるのもよいでしょう。



50代におすすめのポートフォリオ


50代は、子ども教育資金や住宅ローンの返済など、ある程度出費が落ち着く年代です。退職に向けて資産を守りつつ、しっかりと積み立てていくとよいでしょう。国内株式や国内債券の割合を増やして資産を形成するのがおすすめです。




●●● 理想のポートフォリオを作るために!金融商品についてきちんと把握 ●●●


適切なポートフォリオを組むためには、金融商品の特徴についてしっかりと知っておくことが大切です。また金融商品が持つリスクの度合いを知ることで、ポートフォリオを組みやすくなります。金融商品にはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的な金融商品について紹介します。


預金


資産を確実に形成していく方法が銀行預金です。普段利用している方も多いでしょう。銀行預金は元本1,000万円まで保障されているため、仮に銀行が破綻しても1,000万円まで保障されます。またいつでも引き出せるのがメリットです。


金利が高かった時代はお金を預けるだけで大きなリターンを得られましたが、いまは低金利であるため、ほとんどリターンがありません。銀行預金は生活に必要なお金や万が一の病気に備えた治療費などを預けておくとよいでしょう。目安としては、生活費の3〜6ヶ月分といわれています。


債券

銀行預金に続いて、債券も比較的安全性の高い金融商品です。債券とは、国や企業などが資金集めのために発行する有価証券の一種です。債券には満期(償還日)が決まっており、満期には額面金額が返済されます。満期までは定期的に利息を受け取れ、銀行預金よりも金利が高い点が大きなメリットです。


債券は満期までに途中換金も可能ですが、市場価格での売却となるため、場合によっては損をする可能性もあります。


株式投資

株式投資は、将来利益の見込めそうな株式会社の株式を購入する投資方法です。株式投資には以下の3つの利益があります。


【キャピタルゲイン】

株を売却することにより得られる利益。株が購入時よりも値上がりした場合、その差額分が売却益となる。


【インカムゲイン】

企業の業績によって利益の一部が株主に還元されること。配当金。


【株主優待】

企業が株主に対して、資金以外のもので還元すること。自社商品や遊園地のチケット、地域の名産品など企業によって内容は異なる。


株式投資には、株価変動によるリスクがあります。株の価格が下がれば、売却しても利益が生まれません。


投資信託


投資信託とは、複数の投資家から集めた資金を運用の専門家であるファンドマネージャーが運用する金融商品です。運用成果は、投資家の投資額に応じて分配されます。プロに運用を任せられるため、投資の専門的な知識が必要ない点が魅力です。また少額から始められるため、資金のない方にもおすすめです。


元本が保障されている商品ではないため、元本割れのリスクがあります。また信託報酬や換金する際など、費用がかかる点もデメリットです。


不動産投資


不動産物件を購入し、第三者に貸し出して家賃収益を得る投資方法です。マンションやアパートの1室を購入して貸し出す「ワンルーム投資」と、戸建てやマンション1棟購入する「一棟買い投資」の2種類あります。また特定の不動産を小口で購入して家賃収益を分配金として受け取る「不動産小口化商品」も注目を集めています。


不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンで、安定した収益を得られやすいのが魅力です。不動産の資産価値は、ほかの金融商品と比較しても変動しにくく、予測もしやすいためです。また物件に手を加えることで、資産価値の向上も狙えます。


収益が安定しているとはいえ、不動産投資は空室のリスクがあります。空室になると家賃収益が得られず、維持費ばかりがかかってしまうため注意しなくてはいけません。


新大家ライフでは、空室対策や不動産コンサルティングを行っているため、不動産投資に興味のある方はぜひご相談ください。

https://sp.shin-ooya-life.jp/



●●● 資産運用をする前に!押さえておきたいポイント ●●●


無計画で資産運用を始めてしまうと、運用がうまくいかず失敗してしまう可能性があります。資産運用で成功するためにはポイントを押さえておくことが大切です。特に大切なのが、使える資金をきちんと把握しておくことです。


生活費を投資に回して損をすれば、生活に支障をきたす可能性があります。ここでは、資産運用で押さえておくべきポイントについて紹介します。


使える資金を把握


まずは投資に使える資金をきちんと把握しておくことが大切です。資金は使う目的によって以下の3つに分類できます。


・生活に必要なお金

・将来使う予定のあるお金

・当面使う予定のないお金


生活に必要なお金は、食費や家賃といった月々に発生する生活費のことです。また万が一の病気に備えた資金も、生活に必要なお金に分類できます。生活に必要なお金は、すぐに引き出せ、元本が保障されている銀行に預けましょう。預貯金の目安は、生活費の3〜6ヶ月分といわれています。


将来使うお金は、自宅や車の購入、子どもの教育費などが該当します。ライフイベントに合わせて備えておくべき資金です。使う時期を把握し、育てていく必要があります。安全性の高い金融商品で積み立てておくとよいでしょう。


当面使う予定のないお金は、積極的に運用に回しましょう。自由度が高く、時間に縛られることもないため、高いリターンを狙った金融商品を選ぶとよいでしょう。


アプリやツールで資産を管理!エクセルで家計簿を作るのもおすすめ


投資の資金を増やすためにも、支出を抑えることが大切です。支出を抑えるためには、エクセルやツールなどで家計簿をつけ、収支を管理するとよいでしょう。いまでは家計簿を簡単に管理できるアプリも増えています。


アプリには普段使っているクレジットカードや銀行口座を連携できるものもあります。収支を管理し、運用資金を増やしていくとよいでしょう。


まとめ:資産運用を成功させるためにはポートフォリオが大切


資産運用を成功させるためには、運用方針を決め、自分に合ったポートフォリオを作ることが大切です。どのように作ったらよいか分からない方は、資産運用で成功した人のポートフォリオや年代別のポートフォリオを参考にしてみるとよいでしょう。


「不動産経営について知りたい」「賃貸経営が成功するか心配」といった不安のある方は、「新・大家ライフ」へご相談ください。

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